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中小企業診断士の平均年収とは?年収1,000万超えの人は意外と多い?

「中小企業診断士って、年収どれくらいなの?」
「年収1,000万超える人もいるって聞いたけど・・」

中小企業診断士は日本唯一の経営コンサルタントの国家資格です。

その合格率は4〜8%。高難度の資格です。

そこで気になるのは、やっぱり年収ですよね。

「想像していた年収と違う・・」

そんな後悔をしないためにも、まずは中小企業診断士の平均年収を知ることが大事です。

この記事では、中小企業診断士の平均年収や、年収を上げるためにできることを紹介します。

中小企業診断士の年収はいくら?

中小企業診断士の年収は「501~800万円」が相場です。

ただこちらは、あくまでも平均的な数字で、実際の年収は個人差でバラツキがあります。

そこで、一般社団法人中小企業診断協会が実施したアンケート結果を紹介します。

年収回答数(n=579)構成比(%)
300万円以内8314.3
301〜400万円518.8
401〜500万円5810.0
501〜800万円12421.4
801〜1,000万円6611.4
1001〜1,500万円8915.4
1501〜2,000万円396.7
2001〜2,500万円254.3
2501〜3,000万円162.8
3,001万円以上284.8

回答の多かった年収は、「501〜800万円」の21.4%です。

次に多かったのは、「1001〜1,500万円」の15.4%で、「1,000万円」超えをしている人はなんと全体の34%もいました。

これだけを聞くと、「中小企業診断士は儲かる!」と思ってしまいますが、「300万以内」「301〜400万円」「401〜500万円」に該当する方が全体の33.1%もいることを見逃してはいけません。

つまり、中小企業診断士は年収の個人差が大きいということがいえます。

中小企業診断士は儲からない?

年収500万円以内を「儲からない」とした場合、約3人に1人(33.1%)の方が儲からないという結果になります。

残念ながら、中小企業診断士の資格取得=年収アップにつながる、というわけではありません。

中小企業診断士取得時に、勤務先や関係先からどう評価されたか一般社団法人中小企業診断協会が実施したアンケート結果は以下のようなものになりました。

選択肢(いくつでも可)回答数(n=1,833)構成比(%)
昇給・昇格した1126.1
資格手当が支給された24113.1
資格が生かされる部署に配置された21111.5
上司・同僚から良い評価を得た47025.6
関係先から良い評価を得た44824.4
勤務先、関係先の処遇に変化はなかった74040.4
取得したことを伝えていなかった1437.8
その他1106.0

「処遇に変化はなかった」が40.4%と最も多く、「昇給・昇格した」「資格手当が支給された」と回答した人は19.2%でした。

おそらく上司から、「中小企業診断士ってなにができるの?」と思われていることが要因のひとつ。これは企業勤めの中小企業診断士にありがちなケースです。

では、1,000万円以上を稼ぐ中小企業診断士はどうしているのでしょうか?

答えは、経営コンサルタントとして「独立」をしています。

現役の中小企業診断士のじつに7割近くの方が、「独立している」もしくは「独立したい」と回答。

この回答結果が中小企業診断士の給料事情を物語っていますね。

中小企業診断士の主な収入源を紹介!

ここからは、中小企業診断士が独立したときの仕事内容と収入源について紹介します。

仕事は大きく分けて公的業務と民間業務の2つ。

2つの違いを簡単にいうと、

  • 「公的業務」とは、クライアントは公的機関。報酬は少ないが、安定して受注することができる
  • 「民間業務」とは、クライアントは民間企業。報酬は高くなるが、受注は不定期で無くなる可能性もある

独立したばかりの頃は公的業務で実務経験を積み、次第に民間業務へシフトしていくといいでしょう。

参考:「中小企業診断士活動状況アンケート調査」結果について

公的業務

公的業務の主な仕事内容はこちら。

  • 公的機関の窓口で相談対応
  • 企業を訪問してアドバイス対応
  • 専門家派遣のコーディネイト対応

気になる報酬金額は以下の通りです。

業務内容(平均)報酬(千円)
診断業務37.7/日
経営支援業務37.5/日
調査研究業務53.6/日
講演・教育訓練業務48.1/日
執筆業務7.8/400字
その他29.5/日

公的業務1日あたりの報酬は約3〜5万円

週に2〜3回の公的業務を請け負うことで、安定した収入を確保することができます。

しかし、年収1,000万円には程遠いですよね。

民間業務

一方、民間業務の主な仕事内容は、民間企業の経営コンサルティング対応です。

民間企業との直接契約となるため、個人のスキル次第では報酬はどんどん上がります。

業務内容(平均)報酬(千円)
診断業務98.3/日
経営支援業務112.5/日
調査研究業務89.7/日
講演・教育訓練業務119.0/日
執筆業務6.4/400字
その他61.0/日

民間業務1日あたりの報酬は約9〜10万円。公的業務のおよそ3倍です。

報酬は高くなりますが、仕事を確保するためには自分から動き続けなければいけません

年収1,000万超えを目指すには

年収1,000万円を超えるには「独立をして経営コンサルティング」がマストです。しかし独立することは簡単なことではありません。

特に不安なのが、「仕事が確保できるかどうか」でしょう。

経営コンサルティングには「営業力」が必須

独立してから仕事を確保するために必要なものは何か。

中小企業診断士としての実務経験はもちろん必要ですが、重要なのは「コミュニケーション能力=営業力」です。

前述しましたが、公的業務よりも民間業務の方が報酬は高くなります。

その民間業務は、クライアントとの「つながり」や「紹介」から仕事の依頼がくるパターンが多いです。

クライアントと友好な関係を築くことで、スポット対応ではなく継続的な仕事を依頼してもらえるようになります。

なかには、新たなクライアントを紹介してもらえるケースもあります。

副業で稼ぐ道もある

本業があるため時間は限られてしまいますが、隙間時間や土日を利用して収入を稼ぐ道もあります。

代表的な副業はこちら。

  • 予想問題・テキストの作成
  • コンサルティング活動
  • 執筆活動
  • 補助金・助成金の申請

いずれも中小企業診断士という資格が活かせるものばかりですが、副業の難しいところは「本業との両立」

副業による、現実的な年間収入は20〜50万円ぐらいと考えておきましょう。

まとめ

中小企業診断士の年収について紹介しました。

企業勤めの場合、「周りからの評価は上がるが、給料の昇給にはなりづらい」という結果になりました。

中小企業診断士として年収1,000万円超えを目指すなら、経営コンサルティングとして「独立」です。

最後に、現役の中小企業診断士が「今後のコンサルティング需要」について回答したアンケート結果を紹介したいと思います。

選択肢回答数構成比(%)
伸びると思う59832.0
徐々に伸びると思う54229.0
変わらないと思う53828.8
徐々に減少すると思う1447.7
減少すると思う442.4
回答数計1,866100.0

現役中小企業診断士の61.0%の方は「需要は伸びる」と回答されました。

中小企業診断士の資格取得を目指す方の参考になれば嬉しいです。

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