第4回IP BASE AWARD エコシステム部門「奨励賞」HVC KYOTOが受賞
京都リサーチパーク株式会社(以下、KRP)と、独立行政法人日本貿易振興機構、京都府、京都市が共に主催するHVC KYOTOの取り組みが、特許庁が運営する第4回IP BASE AWARD エコシステム部門「奨励賞」を応募総数55件の中から受賞した。2023年3月3日、東京都内で行われた授賞式にて、主催者を代表しKRPが表彰を受けた。
「IP BASE AWARD」はスタートアップにおける知財コミュニティの活動を促進させるべく、スタートアップ部門、知財専門家部門、エコシステム部門の各部門で、知財全般に関して、先進性・注目度などの観点から目覚ましい取組をした個人・組織を表彰している。
今回受賞をしたHVC KYOTO(Healthcare Venture Conference KYOTO)は、2016年よりKRPが日本貿易振興機構・京都府・京都市・京都大学などと共に企画運営している、日本最大級のヘルスケア分野特化型の英語ピッチイベント(自社の製品やサービスを紹介する催し)だ。国際経験豊かな事業会社・ベンチャーキャピタルなどのプロフェッショナルによる実践的なアドバイスを得て、ベンチャー・研究者がグローバル市場に挑戦するステップアップの機会となっている。
受賞理由として、HVC KYOTOにおけるピッチイベントが大学等の知財移転へ貢献している点、プログラム全体において知財法務の専門家が公式にメンターとなっている点が評価された。
スタートアップビジネスを理解し、ビジネス戦略から知財戦略を一緒に練り上げていくような知財専門家は少ないため、スタートアップ成長のためにはHVC KYOTOのようなイベントが増えることが期待される。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000030270.html
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特許関係の仕事に従事して10年。5年間は特許事務所で500件以上の出願原稿の作成に従事。その後、自動車関連企業の知財部に転職し、500件以上の発明発掘から権利化に携わってきました。現在は、知財部の管理職として知的財産活用の全社方針策定などを行っています。
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