【ジェネリック家電】小泉成器の新商品と同社の知的財産活動の動向
2023年6月5日、小泉成器株式会社は、コードレスで持ち運び可能で外出先でのヘアスタイリングに便利な「コードレスカールアイロン(KHR-1320/W)」の販売を開始したと報じました。
同社は、以前より理美容器具などの自社商品の企画・開発と、国内外のメーカーブランド商品を取扱い販売する代理店業を展開するしており、数多くの商品を展開しています。昨今の携帯型ヘアケア商品の普及の流れもあり、同社からも商品がこの度発表となりました。
本件商品に関しては、意匠登録第1733187号という意匠権が確認されました。またこれまでの出願活動を調べると、2007年を起点として、順次活動が活発化してきていることが分かりました。
特に、意匠・商標の出願に対して注力しています。特許・実用新案についてはあまり件数が多くないことから、次のような戦略をとられていると想像できます。
①家電は既存の技術を活用 → 最先端の研究開発には取り組んでいない
②デザインにこだわり、新商品を展開(併せて商標を取得し、ブランド確立)
小泉成器のような既存技術を活用した商品開発を行う家電メーカーは、”ジェネリック家電”などと呼ばれることもあります。
このような企業は既存技術を最大活用することで、低コストで商品を展開することができるという強みがあります。
参考
PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000016333.html
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健康関連商品の知財、企画開発や生産立ち上げを経験してきた元エンジニア。皆さまに役立つ情報を発信したいと思いWEBライター活動中。趣味はスポーツ全般、カメラ、映画鑑賞
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