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再春館製薬所 、自社栽培する新種「不知火菊」から抽出した有効成分の特許を取得

不知火菊 (引用:PR TIMS)

株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役CEO:西川正明、以下 再春館製薬所)は、自社管轄栽培を行う事実上の新種「不知火菊(しらぬいぎく)」から単離した成分を、タンパク質の一種「Angptl2」(以下ANL)抑制への有効成分として特定し、特許を取得したことを2023年6月15日付けのプレスリリースにて発表した。

今後は化粧品だけでなく機能性食品などにも応用できる可能性が期待される。

不知火菊は、「お茶として飲むと病気が治る」という言い伝えのもとに熊本県宇城市不知火町で栽培されてきた植物だ。不知火菊はなぜか他の土地では上手く育たないため、不知火町でひっそりと栽培されてきた学名も持たない品種であった。

そんな不知火菊を再春館製薬所の研究開発員が偶然手にし、老化研究の第一人者である熊本大学の尾池雄一教授と共同研究を開始。そして探り当てたのが、体内で慢性炎症を引き起こし、心臓疾患や癌、メタボリックシンドローム、筋力低下促進などへの関与が報告されているタンパク質「ANL」への関与である。

2013年、再春館製薬ではANLが「心臓や血管などと同様、同タンパク質が皮膚で増えすぎるとシワやシミの原因になる」事実を明らかにするとともに、ANLを80%抑制する効果を持つ「不知火菊エキス」の存在を世界初の発見として公表した。

不知火菊はまだまだ研究途上で、今回特許を取得した物質とは異なる物質の特許も出願中である。

今回の特許は「化粧品への応用」のみにとどまらず、ANL抑制による心筋梗塞や癌、生活習慣病などの疾病への働きかけ、「体全体の炎症から起こる筋力の低下抑制」といった老化防止効果を目的とする機能性表示食品開発や創薬(新医薬品)など、新たな展開の期待が高まっている。

今回の特許は製薬特許の一種、物質特許であると考えられる。

製薬特許には新規の物質を発見したときに認められる物質特許の他に、既存の物質に新たな用途を発見すると申請できる用途特許、医薬品の製造上の工夫が認められる製剤特許、新たに医薬品の製造方法を発見したときに申請できる製法特許とがあり、物質特許はその性質上最も広い権利を有する特許である。

参考

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000051751.html

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