話題の美容機器「デンキバリブラシ」の知財対応(模倣品対策)
2023年7月7日、有限会社G.Mコーポレーション(本社:大阪市、代表取締役:岡村祐子)は、2023年7月19日(水)~7月25日(火)まで大丸札幌店にて「エレクトロン デンキバリブラシ® 2.0 POP UP SHOP」を開催すると報じました。
デンキバリブラシは、有限会社G.Mコーポレーションが展開する大人気美容機器ですが、近年模倣品による被害も増えているとして、税関での輸入差し止めの活動なども行われています。(知的財産の輸入差止申立情報詳細はこちら)
同社の知的財産の動向について、確認してみました。
有限会社G.Mコーポレーションの知的財産活動の動向
データベース:J-PlatPat
検索:有限会社G.Mコーポレーション
以下、出願日別で出願動向をグラフ化しました。
2020年を起点に知財活動が活発化しているのがわかります。
同社の主力商品デンキバリブラシは、一般用としては2018年から発売され、その後急激に販売数量を伸ばしてきました。しかし、その後に模倣品等に悩まされたようです。
2022年発売のバージョンアップモデルは、知財投資も行った上で商品展開を行っています。(以下のように、意匠権を見れば初代モデルの権利はなく、バージョンアップした商品のみになります。)
知財に関する投資はなかなか効果を感じられないことから敬遠されることが多くあります。
しかし模倣品が発生した時には、知財権の取得ができていなければ対処できないことが多くあります。
主力商品となりうるものや、大きく広告宣伝投資をするような事業には、可能な限りの知財対策を行うのが望ましいです。
参考
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000066044.html
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健康関連商品の知財、企画開発や生産立ち上げを経験してきた元エンジニア。皆さまに役立つ情報を発信したいと思いWEBライター活動中。趣味はスポーツ全般、カメラ、映画鑑賞
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