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特許出願から推定する開発時期。お風呂用のEMS機器を事例に

2023年7月26日、ヤーマン株式会社は、「カンタン、キレイ、お風呂でエステ。」を実現するホームエステブランド「mysé(ミーゼ)」より、お風呂でもお部屋でも使えるヒップリフトEMS機器『スパトレーナー』を、2023年8月28日より新発売すると報じました。

実は、この商品は特許と意匠の出願もされておりすでに公開されていました。

出典:PR TIMES

特許・意匠の動向と開発状況の推定

特開2023-73209
【出願日】2022.10.20 
【優先日】2021.11.15
【公開日】2023.5.25
【発明の名称】電気刺激装置
【課題】水中で使用可能な電気刺激装置を提供する。
【解決手段】人体に電気刺激を与えるシート状の電気刺激装置1であって、柔軟性を有し、一方の面に複数の電極11、12を有するシート10と、シート10に連結され、シート10の電極11、12に電力を供給する本体20と、本体20の内部への水の侵入を防ぐ防水手段30と、を備える。

意匠登録第1748040号
【登録日】2023.06.27
【意匠に係る物品】EMS機器
【出願日】2022.12.19

2021年に特許の出願を一度行い、2022年10月に国内優先を行っている模様。この際に、商品仕様に近い図面なども追加したものと思われます。追って意匠出願も行っているところからも商品仕様が固まったのが2022年10月ごろと推定されます。

特許出願や意匠出願の様子から開発の進捗を推定することもできます。複数の出願と実際の商品とを絡めて確認すれば、よりその企業の動向も分析できると思われます。

ぜひ、一度自社や他社の状況を調べてみてはいかがでしょうか。

参考

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000381.000019071.html

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