機器の寿命予測に関する特許が取得される
HOUSEI株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:管祥紅)は「機器又は機器を構成する部品の劣化度あるいは新鮮度を、機械学習を利用して予測する技術」に関する特許(特許第7219430号)を取得したことを、2023年3月20日に発表した。
本技術は、決まった時期に機器を交換する従来の対応から、機器の寿命を AI で予測して予定より早く壊れそうなものを交換する「パターン処理」を実現させる。
実際の機器の運用ではシステムの保全を優先し、故障が発生する前に機器が交換されたり、撤去されたりする場合が多い。例えば、業者が実体寿命よりも短い耐用期間(つまり設定寿命)を設けておき、この設定寿命を経過した機器を新品に交換することが挙げられる。
しかし、実体寿命を全うすることなく稼働を終えた機器の場合、実際の劣化度又は新鮮度を特定できず、実体寿命をの予測を反映した適正なラベル値(予測対象物の劣化度を正規化した値)を得ることが難しい。
ロボットや自動運転など人々の生活が自動化されていくと、一部が故障することで全体が止まってしまうなど大きな影響が出る。本特許の技術で故障を正確に予測すれば、システムを円滑に運用することができるため、様々な分野で応用されると考えられる。
参考
https://www.housei-inc.com/news/press-2023-03-20
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特許関係の仕事に従事して10年。5年間は特許事務所で500件以上の出願原稿の作成に従事。その後、自動車関連企業の知財部に転職し、500件以上の発明発掘から権利化に携わってきました。現在は、知財部の管理職として知的財産活用の全社方針策定などを行っています。
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