日本薬科大学×フジパン発酵食品『糀甘酒』使用のパンを学生と共同開発
フジパン株式会社は、日本薬科大学と連携し、発酵食品として注目が高まる『糀甘酒』を使用した商品を学生と共同開発し期間限定で販売することを、2023年3月20日付けのプレスリリースにて発表した。
日本薬科大学は『糀』の研究にも力を入れており、所属する学生の柔軟な発送を活かした新レシピを作れないかということで、今回の企画がスタートした。
結果、これまでにない糀を使用した蒸しパンが生まれた。
商品開発は学生とフジパンの商品開発担当メンバーで意見を出し合い進めた。糀単体では味のイメージがつきづらく、購入に繋がらないとの意見から、チョコレートの風味を組み合わせ通常のパンより繊細な味を出せる蒸しパンでの開発とした。開発には約8ヶ月を要した。
商品は学生の考案したパッケージを採用し、商品名「糀ミルク蒸し~チョコホイップ~」として、甘酒を練り込んだミルク風味の蒸しパンにチョコホイップを入れたものとした。
ところで、食品のレシピは特許取得ができないものだと思われがちだが、実は条件を満たせば可能である。
料理のレシピの特許も、他の工業製品の発明と同様の基準を満たすことが条件になる。
具体的には、誰が作っても同じものを作れる製法であること、今までにないものであること、発明を容易にできないオリジナリティの高いものであることだ。
新作の料理のレシピについても、他者に真似されないよう特許を取得するのも知財戦略として有効である。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000117013.html
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ウェブライターの星野小夜子と申します。知財、特に著作権法に興味があります。
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