新規フッ素系材料を開発するユニコム、第三者割当増資による資金調達を実施~投資・融資と特許
フッ素系材料のメーカーであるユニケム(本社:大阪市)は、 第三者割当増資による資金調達を実施しました。
第三者割当増資とは、株主以外の第三者から投資を受け、資金を調達する手法です。様々な目的で行いますが、その一つに、新規の技術開発を行う際に開発資金を確保するということがあります。
投資を受けるためには財務面で安定していることや、技術力が高く、安定して成長している市場での事業を行っているかなどがチェックされます。
そこで、技術力の高さを調べるためにユニケムの特許を調査したところ、2022年~2023年にかけて3件の特許出願がなされています(特願2021-132837、特願2022-094108、特願2022-094107)。中小企業としては普通の件数と言えます。1件も出していない企業も多くあるので、むしろ近年では熱心に特許出願を行っていると言えるかもしれません。
特許の内容を見てみると、3件ともフッ素系の材料に関するもので、ユニケムがフッ素系材料に特化した事業展開を行っていることが分かります。
投資をする側としては、技術力を判断するために特許の有無をチェックすることが多くあります。つまり特許を取得していると投資や融資を受けやすくなるというメリットがあります。あるいは、特許公報をチェックして、ビジネスパートナー選定の参考にする企業も出てきています。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000118160.html
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元機械技術者のWEBライター。その後は→専門商社→特許技術者へと渡り歩く(飲み歩く)。その後フリーランスで特許調査に関わる。ミドル世代。
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