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“しなやかさの損失”をケアするヘアケア技術をパナソニックが開発

パナソニック株式会社は、根元付近から始まる“しなやかさの損失”をケアするヘアケア技術を開発したと、2023年3月23日に発表しました。

近年美容意識の高まりが目覚ましく、女性だけでなく男性も美容を気にする時代になっています。ましてや女性では、より一層、美容意識が高まっています。

現在の美容分野はそのような流れの中にあり、技術の進歩と大衆化により、昔であれば美容室や理容室でないとできなかったことが、家庭で手軽にできるようになってきています。

例えば、昔は髪の艶出しはプロの美容師が行っていました。しかし、毛髪の艶の科学的なメカニズムが解明されるにしたがって、家庭でも簡単にプロ級の艶出しが行えるようになっています。

パナソニックはそのような美容意識の高まりを市場のニーズとしてとらえ、科学的なヘアケアのメカズムを解明することにより、その成果を美容家電として製品化しています。

そこで、パナソニックのヘアケア関連の特許を調査しました。その結果、2005年~2021年の間に18件の出願がなされていることが分かりました(特願2021-017497など)。

意外と少ないという印象ですが、スキンケアやヘアケアは医療やライフサイエンスの分野とオーバーラップする分野でもあります。そのためまだ未解明のことも多く、新しい知見が得られると、その知見を活かして製品開発がおこなわれ、市場も拡大するという好循環が生じやすい分野です。

参考

https://news.panasonic.com/jp/press/jn230323-3

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