強力なタッグ！イノフィスと日本シグマックスがアシストスーツ開発で協業スタート
2023年3月28日、東京理科大学発ベンチャーの株式会社イノフィスと数々のサポーター製品を展開する日本シグマックス株式会社は、アシストスーツに関する製造委託および共同開発をすると発表した。
両社は協業を通じて、アシストスーツの製品開発をさらに加速し、イノフィス社のブランド「マッスルスーツ®」シリーズのラインナップ拡充を図り、アシストスーツ市場全体の拡大と発展を目指す。
協業第1弾として、サポーター型アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Light（ソフトライト）」を同日販売開始した。
イノフィスと日本シグマックスの両社は、それぞれ外骨格型とサポーター型のアシストスーツを開発していたが、双方カテゴリを超えた協業を模索していたとのこと。共にサポーター型アシストスーツの開発に課題を抱えていた時に出会い、課題を共有したことで協業へと至った模様だ。
イノフィスは人工筋肉を中心とした技術を持ち、日本シグマックスはこれまでに蓄積された解剖学的知見・医療分野での経験で秀でており、互いの強みを活かしたアシストスーツの開発が見込める。
互いの特許の状況から見ても、イノフィスのパワーアシスト関連特許・日本シグマックスのサポーター関連特許との組合せは同事業分野でのポジションの確立に大いに期待できるだろう。
このように技術を補い合う相手の探索方法のひとつとして、特許視点からリストアップするというアプローチがある。M＆Aや協業先を検討する際に試してみると、意外な企業が見つかるかもしれない。
参考
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000041785.html
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