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ピクシーダストテクノロジーズ、聴覚障害がある人と、聴者のスムーズなコミュニケーションを支援するサービスを販売開始

先端技術を用いてダイバーシティの課題に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社(千代田区)は、聴覚障害や聞こえにくさがある人と聴者のスムーズなコミュニケーションを支援するサービスの販売を2023年3月29日より開始しました。

出典:プレスリリース

近年、聴覚障害がある人の就労が拡大しており、法律の改正により情報共有を含む仕事上の配慮を求める指針が制定されました。以降、コミュニケーション手段としては補聴器や口話、手話、筆談、あるいは、音声認識などのデジタルツールが就労の場でも使われはじめています。

しかし現状の各手法では、複数人との会話の時に聞き取りが難しいという課題があります。例えば、会議など複数の参加者が集まり、情報共有やディスカッションする場合に聞き取りや発言者の特定が難しいという問題ありました。

そこで開発されたコミュニケーション・ツール「VUEVO」は、聴覚障害や聞こえにくさがある人と聴者のコミュニケーションをスムーズにすることを目的として開発されました。

ピクシーダストテクノロジーズは多数の特許や商標を出願しています。特許は2015年~2021年の間に124件の出願があります(特願2022-065124など)。また、商標は2017年~2023年の間に49件の出願があります(商願2022-140166など)。

特徴的なのは、特許は人間と機械との間を取り持つインターフェース技術の出願が多いのに対して、商標は個別の製品・サービス名につけられていることです。

商標の数からすると幅広い分野で製品化がなされていることが分かります。また特許の数も多く、自社の持っている技術をうまく利用して事業展開を図っていることも読み取れます。

ピクシーダストテクノロジーは大学発のベンチャー企業ですが、資本金が40億円をこえています。自社の知的財産をうまく利用して投資を呼び込んでいると推定されます。

参考

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000044679.html

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