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セイコーエプソン、令和5年度 知財功労賞『特許庁長官表彰』を受賞

セイコーエプソンは、このたび令和5年度 知財功労賞において『特許庁長官表彰』(知財活用企業「意匠」)を受賞しました。

「知財功労賞」とは、「発明の日」に合わせて、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行うものです。両表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称しています。

受賞理由は、意匠の積極活用です。

知財部門が担当役員との戦略共有に基づき、顧客利用シーンまでを想定した商品デザイン開発に参画し、創出された知的財産権(商品の顧客利用シーンのレイアウト意匠を含む)を取得する活動を展開しています。また、プロモーションにおいて、顧客の関心や共感を得る媒体として意匠権を活用し、さらにその活動を他の機器にも広げようとしています。

意匠登録1689446 引用:J-PlatPat

意匠は特許や商標に比べると、年間の総出願件数があまり多くなく、比較的地味な存在です。しかし優れたデザインは顧客に対する訴求力が高く、もっと積極的に利用すべき知的財産権です。また特許や商標に比べると取得手続きも容易で、比較的簡単に権利を取得することができます。 そして意匠権を取得することで信用が増し、ビジネスを優位に進められることは特許や商標と同様です。

参考

https://corporate.epson/ja/technology/intellectual-property/

https://corporate.epson/ja/technology/design/layout/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000042912.html

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