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駐車場技術を支えるAI×カメラ技術は、様々なものを可視化・自動化・省略へ導く!?

2023年4月17日、株式会社エヌ・ティ・ティ・ル・パルク(本社:東京都台東区、代表取締役社長 大坪 達哉、以下NTTル・パルク)は、駐車場に設置したAIカメラによる動体検知・車番認証技術を活用した新しいコインパーキングシステム『NTTル・パルク スマートパーキング』を、2023年4月20日よりサービスを開始すると報じました。

出典:PR TIMES

自動車およびそのナンバープレートをカメラで識別することで、入庫状況を把握することができるようになります。これにより従来の駐車場のような、ゲートや車を固定するフラップなどの設備が不要となり、駐車場の初期費用・運用費用の大幅な削減が見込まれます。

こうしたAIカメラを活用したスマート化については、本件のような駐車場を始め、様々な観点で進められています。

特許の視点から、どういった取組が行われているか確認してみました。

※なお、2023年4月17日時点で、本件ニュースのサービスに関する特許は、NTTル・パルク社からは確認されませんでした

「掃除の可視化」株式会社日立国際電気

株式会社日立国際電気では、清掃員の行動範囲を判定して清掃状況を可視化するシステムの特許が出願されていました。

WO2022195681:清掃状況検知システム

要約
(JA) 清掃状況を自動で判定することが可能な清掃状況検知システムを提供することを目的とする。撮像装置1と、画像処理装置10とを備え、画像処理装置10は、撮像装置1で撮影した画像に基づき、清掃者を特定して、清掃者の行動から清掃済み範囲を特定していくことで前記画像内での清掃状況を判定する画像判定部14を備える。さらに、清掃状況の判定は、画像内で設定された検知領域に対して、清掃されていない箇所がある場合、未清掃と判定する。

WO2022195681

引用:WO2022195681

「誤った作業の検知」株式会社SUBARU

株式会社SUBARUは、製造作業中の工員の動作の誤りをカメラから検出・注意を促すシステムを出願しています。

特開2022-000727:作業動作保証システム

【課題】作業対象物に対して作業情報を投影して作業支援を行う状況において、作業者に対して、不適切な作業が実施されたことを確実に認識させることができる作業動作保証システムを提供する。
【解決手段】作業動作保証システム10は、作業対象物1に作業情報を投影可能な情報投影装置20と、前記作業対象物に対して作業を実施している作業者4を撮像する撮像装置12と、前記撮像装置が取得した撮像データと予め学習させた作業動作に関する情報とに基づいて、作業者4が実施した作業動作が適切な作業動作であるか否かを判定する人工知能54を有する制御装置50と、を備える。前記制御装置は、前記人工知能が不適切な作業動作であると判定した場合に、前記情報投影装置により、不適切な作業動作が実施されたことを示す情報を前記作業対象物に投影させる。

特開2022-000727

これらの事例にあるように、カメラで特徴点を見出すことができれば、AIによる自動判断で様々なサービス・機能が実現できます。

ぜひ、自身の身の回りで使えそうなものが無いか考えてみてはいかがでしょうか。

参考

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000584.000098811.html

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