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ドリンクも登場!?話題のFRISKの商標登録を調べてみた

(この記事は、2024年6月22日に作成したものです。)

先日、FRISKがダイドードリンコとコラボしたドリンクを発売したとして話題になりました。
実は、この他にも多くのコラボ商品があることでも有名です。今回は、そんなFRISKの商標を調べてみました。

FRISK×ダイドードリンコのリフレッシュドリンク

2024年5月28日、ダイドードリンコから世界初※! FRISK炭酸飲料強刺激と冷涼感が体感できる新感覚のリフレッシュドリンク「FRISK SPARKLING(フリスク スパークリング)」を新発売!というニュースが発表されました。

筆者も試してみようと探しているのですが、なかなか出会えていません。SNSの発信を見ると、かなりすっきりとした味わいのようです。

FRISKを展開している会社はどこ?

FRISKは、オランダのペルフェッティ社が展開している商品です。ちなみに同社は、日本でも根強いファンのいるお菓子、メントスやチュッパチャップスも展開しています。

各ブランドはもともと違う会社が展開していましたが、ペルフェッティ社へ次々と合流して今の体制になったようです。

フリスクはコラボに積極的!?他のコラボ事例

実は最近、日本でのフリスクのライセンス事業は加速しており、意外な商品も発売されています。

生活関連用品を扱う株式会社ドウシシャは、2024年にいくつかの商品をフリスクのブランドラインセンスで展開しています。

クールネックリングや、スプレー、シャンプー等、夏に嬉しい涼し気な商品が多数登場しています。

出典:PR TIMES
出典:PR TIMES
出典:PR TIMES
出典:PR TIMES
出典:PR TIMES
出典:PR TIMES

さらに同社は昔、”フリスクのマスク”も展開していました。

出典:PR TIMES

ライセンス事業に力をいれている、FRISKの商標登録は?

コラボ商品、つまりライセンス事業に力を入れるとなると、商標の登録状況はどうなるのでしょうか。

フリスク×ペルフェッティ社で検索したところ19件の登録が見つかりました。以下、一部抜粋です。

基本的に、30類でキャンディ関連の区分を取得しています。

この他に、古くは、3類:せっけん関連の区分などを取得しており、事業の拡張を見据えていたように見えます。

コラボに合わせて追加出願されたと思われる商標2つ

最近の動向として、以下の商標が追加出願されました。コラボに合わせて準備をしていたものでしょう。内容を見るに、さきほど紹介した株式会社ドウシシャとのクールビズ雑貨、ダイドードリンコとのドリンクのために出願しているようです。

21類:化学物質を充てんした保温保冷具,化学物質を充填した身体用保温保冷具(医療用のものを除く)
25類:化学物質を充てんした首回り冷却用の首巻・スカ-フ及びネッカチ-フ,首回り冷却用の首巻・スカ-フ及びネッカチ-フ
32類:果実飲料,果実を主原料とする清涼飲料,飲料水,アルコール分を含まない炭酸飲料

さらに、最近の出願の中ではおもちゃの区分での登録もありました。こちらは、バンダイのガチャポンでのコラボの際に追加出願されたようです。

28類:おもちゃ,人形,パズル,布製おもちゃ,モデル化されたプラスチック製おもちゃの人形,カプセルに入った収集用おもちゃ

ライセンス事業のために、商標を拡充し続けていることがうかがえますね。同社はこのようにしてブランドの価値を高めているものと思われます。

ブランドライセンスが盛んなFRISKですが、合わせて商標出願を追加で行い、権利拡充を図っていることがよくわかりました。
昨今、様々なコラボレーションが増えています。
自社ブランドを売り込む際は商標の追加をぜひご検討ください。

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