ひこにゃん商標が遂に使用許諾無償化へ
(この記事は、2024年9月23日に作成したものです。)
ひこにゃんも商標の使用の無償化によって利用者がますます増えそうです。
彦根市は、人気キャラクター「ひこにゃん」の商標使用許諾料を2024年10月から無償にすると報じました。
これまでは、民間企業がひこにゃんの商標を使用する際、市の審査を経て許諾料を支払っていました。
しかし、無償化の実証実験で、利用申し込みの増加と市のPR効果が確認されたため、無償化を正式に決定し、約40のポーズが無償で利用できることとなりました。
詳しくは市のホームページで詳細を確認可能です。
審査は今後も続け、全国的な認知度向上を目指しますとのことです。
対象商標は?
この要綱では、ひこにゃんの商標登録第 5104692 号、第 5104693 号、第 5385268 号、第5385269 号および第 5411684 号に係る商標の使用に関し、必要な手続を定められています。2024年10月以降に改定される可能性はあるかと思われます。
また、商標は無償で利用できるようになったものの、無断で使用することは許されておらず、必ず彦根市への届出と審査が求められます。
今後はどうなる?ひこにゃん商標
商標の利用が無償化されたゆるキャラでは、くまモンが先に存在しています。くまモンは無償化によって様々なシーンで利用が加速し、熊本県のPRとして大きな効果を上げ続けています。
その反面、無断での利用や偽造グッズの横行などのトラブルも多く発生しています。
彦根市は、今後商標権者としてこれらの対策・対応にさらに注力していくことが求められるかと思われます。
今回は、ひこにゃんの商標使用の無償化に関するニュースをご紹介しました。
ゆるキャラのさらなる活躍に注目していきたいと思います。
健康関連商品の知財、企画開発や生産立ち上げを経験してきた元エンジニア。皆さまに役立つ情報を発信したいと思いWEBライター活動中。趣味はスポーツ全般、カメラ、映画鑑賞
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