ディスニーが自動走行ロボットの特許を取得!特許から予想する未来のディズニーランド!-iP Times.-
(この記事は、7月25日に作成したものです。)
こんな方に向けた記事です。
☆ディズニーランドが大好きな方へ
☆飲食やテーマパークなどのサービス業で働く方へ
☆自動走行ロボットの社会的な活用に興味がある方へ
本記事のここがポイント!!
ディズニーがロボットに関する特許を米国で登録しました!ディスニーランドのキャストがロボット化する未来が近いのでしょうか?自動走行ロボットの実用化状況も合わせて調査しました。
ロボットがテーマパーク内を走り回る?
22年6月14日に米ディズニーがテーマパーク内を走行するロボットの特許US11360471B1を登録しました。特許の内容を読んでいくとディズニーが描く、将来のテーマパーク像が見えてきます!
でも、この車輪が付いた火星探査機のようなロボットを何に使うのでしょう?
実はこのロボット、「動くロッカー」なんです!
確かにロボットの上面にカギ穴らしきものが付いていますよね。近接センサーもついており、周囲の物体も検知して避けることもできます。そして何と、お客さんの場所まで自動走行で来てくれるんです!
ディズニーランドって行ったことのある方は分かるかもしれませんが、かなり広いんです!東京ドーム約11個分の大きさなんです!もちろんコインロッカーも設置されていますが、最寄りのロッカーまでが意外と遠かったりしますよね・・・
そんなとき、このロボットを呼ぶことができれば、「買ったお土産が収納できる」、「傘を入れておいて、必要に応じて取り出すことができる」、「お昼ご飯やオムツなどを必要なときに持ってきてもらえる」などスゴく便利ですよね!
出典:US11360471B1(米国特許商標庁)
ロボットと共生する時代が来る!
既に世の中では自動走行ロボットが活躍し始めています。
例えば、楽天・パナソニックHD・西友は、つくば市内でスーパーの商品をロボットで配達するサービスを提供しています。
また、中国では配膳ロボットにより飲食店の無人化が加速しているようです!近距離であれば物を運ぶことはロボットにお任せできそうですね。
将来的に自動運転技術が進歩してくれば、タクシーやウーバーイーツなどもロボットがやってくれるのでしょうね。未来のことを考えるとワクワクしてきます!
参考URL
・楽天、パナソニックHDおよび西友、自動配送ロボット(UGV)を活用した配送サービスをつくば市内で提供開始(パナソニックHD)
・飲食店の無人化が加速、中国「KEENON 」の配膳ロボットが日本でも採用(36Kr Japan)
特許川柳・今日の一句
特許関係の仕事に従事して10年。5年間は特許事務所で500件以上の出願原稿の作成に従事。その後、自動車関連企業の知財部に転職し、500件以上の発明発掘から権利化に携わってきました。現在は、知財部の管理職として知的財産活用の全社方針策定などを行っています。
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