コピー商品 情報提供を…大阪税関、関空でキャンペーン
大阪税関は2023年3月13日、知的財産侵害物品の取締強化期間(13~17日)に合わせ、関西空港駅改札前で、コピー商品の情報提供などを呼びかける啓発キャンペーンを行ったと、読売新聞が2023年3月14日にオンラインで報じた。
大阪税関は知的財産権の侵害を理由に、2022年に31万3757点(前年比11.1%増)の輸入を差し止めた。侵害品の内訳は医薬品が15.2%と最も多く、次いで電気製品、バッグ類となっている。
啓発キャンペーンには、税関のイメージキャラクター「カスタム君」も登場した。関西国際空港の利用者に、2022年10月の改正関税法で個人使用目的でも海外事業者からの模倣品輸入は取り締まり対象となったことなどを周知した。
大阪税関は「海外でのブランド品などの購入は、信頼のおける正規店などで買ってほしい」と呼びかけた。
また、関税法の改正に合わせて、意匠法と商標法でも、事業者だけでなく個人であっても模倣品の輸入が禁止される旨の改正がなされた。
特許庁ホームページに「政府模倣品・海賊版対策総合窓口」が設置されているので、模倣品を見つけた場合には、こちらを参考に対策するとよい。
参考
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230314-OYO1T50007/
https://www.jpo.go.jp/support/ipr/index.html
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特許関係の仕事に従事して10年。5年間は特許事務所で500件以上の出願原稿の作成に従事。その後、自動車関連企業の知財部に転職し、500件以上の発明発掘から権利化に携わってきました。現在は、知財部の管理職として知的財産活用の全社方針策定などを行っています。
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