ソニーがNFTの特許出願。PlayStationとブロックチェーンとの関心が確認される
2023年3月16日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント を出願人として「ゲームプラットフォーム間でデジタル資産を転送および使用するための NFT フレームワーク」というタイトルの特許(WO2023039557)が国際公開された。
本特許ではVRヘッドセット、ARヘッドセット、PCなど、世代やプラットフォームを超えて使用されるNFTのフレームワークが検討されている。
NFT を使うことでユーザーが資産を独占的に使用し、その権利を他のユーザーに譲渡できるようにすることで、ゲームの機能を強化することが可能だ。例えば一定条件をクリアしたユーザーに対し、ゲーム内特典を付与したりゲーム内限定アイテムのロックを解除したりする、特別なNFTを獲得できるなどの機能が考えられる。
日本でもソニー・インタラクティブエンタテインメントを出願人として、ブロックチェーン関連の特許出願が2021年から5件公開されている。ソニー以外でも、スクウェア・エニックスの特許も2019年から9件公開されており、ゲーム分野でブロックチェーン関連の特許出願が活発になっている。
参考
https://nextmoney.jp/?p=57395
https://games.nme-jp.com/news/18539/
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特許関係の仕事に従事して10年。5年間は特許事務所で500件以上の出願原稿の作成に従事。その後、自動車関連企業の知財部に転職し、500件以上の発明発掘から権利化に携わってきました。現在は、知財部の管理職として知的財産活用の全社方針策定などを行っています。
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