令和4年度 特許庁デザイン経営プロジェクトのオンライン・イベントが公開
令和4年度の特許庁デザイン経営プロジェクトが主導する「I-OPEN」プロジェクトおよび「中小企業のデザイン経営×知財」プロジェクトに関するオンライン・イベントの公開について、2023年3月22日に発表された。
I-OPENプロジェクトと「中小企業のデザイン経営×知財」プロジェクト
I-OPENプロジェクトは、様々な社会課題の解決に取組むスタートアップ企業、非営利法人や個人事業主の方々(I-OPENER)と、知財やビジネスに精通した専門家のサポーターとが一つのチームになって、共に考え、行動し、知的財産を活用しながら社会課題を解決できるようにサポートする伴走支援プログラムである。
また「中小企業のデザイン経営×知財」プロジェクトでは、企業を取り巻く環境が大きく変化する中、変革に挑む次世代経営者と支援者の取組を後押しするため、企業の持続力を生み出す「デザイン経営」と「知財活動」に着目したリサーチや情報発信を行っている。
なおこれらの事業はソニーグループ株式会社のデザイン部門であるクリエイティブセンターと、ソニーデザインコンサルティング株式会社が受託し、活動全般の企画運営をしている。
公開された動画の概要
I-OPENパネルセッションでは、令和4年度の有識者による伴走支援・コミュニティ・事業広報の領域で、それぞれの専門性や知見を活かした議論が行われた。I-OPEN活動報告では、令和4年度に実施した11社のI-OPENERの気づきや成果を元に、専門家のサポーターとコメントと共に、社会課題解決に使える知財活用の可能性を紐解く。
「中小企業の未来をひらく デザイン経営×知財セミナー」では、企業の持続力を生み出す「デザイン経営」と「知財活動」に着目したリサーチの中間報告と専門家による講演、先駆的な取組を行っている次世代経営者による講演のほか、有識者からの応援メッセージが届けられた。
中小企業の未来をひらく「デザイン経営×知財」セミナー 動画
今回公開された動画を見ることで、知財を経営に活用するための大きなヒントが得られる。企業の経営者や知財部員の方々はぜひ視聴していただきたい。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000062020.html
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特許関係の仕事に従事して10年。5年間は特許事務所で500件以上の出願原稿の作成に従事。その後、自動車関連企業の知財部に転職し、500件以上の発明発掘から権利化に携わってきました。現在は、知財部の管理職として知的財産活用の全社方針策定などを行っています。
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