AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、裁判例などを解説する新コンテンツの提供を開始
2023年3月29日、株式会社LegalOn Technologiesは、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で、裁判例などの法務実務に役立つ事例を解説する新コンテンツの提供を開始すると発表した。
「LegalForce」は契約類型別のチェックリストと契約書の照合を自動的に行い、条文の抜け漏れや見落としを予防する機能など、契約業務の品質向上と効率化を同時に実現する機能が搭載されている。2019年4月に提供開始し、2022年9月時点で2,500社を超える企業・法律事務所に利用されている。
企業の法務担当者は契約書の審査・作成をする際、過去締結した契約書や社内のチェックリストに加え、契約類型に関連する文献や裁判例などを踏まえて審査・作成業務を行う。
また、依頼部門の担当者や取引先に契約書の修正内容を伝える際には、実際の裁判例などを用いると説得力をもって説明ができる。
しかし、裁判例などの事例は適切なものを探し出すことが難しく、事例自体がないこともあるため、検索に時間と労力がかかっていた。
今回「LegalForce」では、法務実務に活かせる裁判例などの事例コンテンツの解説を行い、自動レビュー機能において関連するチェック項目がある場合には、関連情報として事例にアクセスできるようになった。
この機能により、企業法務担当者や法律事務所等の専門家の情報収集にかかる労力や時間の軽減を支援することが可能となる。
近年、リーガルテックの流れで知財・法務の領域でDXが加速している。契約審査以外に、特許調査や特許明細書作成においてAIと協業して時間短縮ができるサービスもある。効率化が進むことで、人間がより高度な業務へシフトできる。
参考
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000036601.html
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特許関係の仕事に従事して10年。5年間は特許事務所で500件以上の出願原稿の作成に従事。その後、自動車関連企業の知財部に転職し、500件以上の発明発掘から権利化に携わってきました。現在は、知財部の管理職として知的財産活用の全社方針策定などを行っています。
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