シバタが、ファインバブル技術の普及推進へ。技術普及による標準化と特許
ウルトラファインバブル発生装置を開発・提供する株式会社シバタ(愛知)は、日本発の革新的技術であるファインバブル技術が世界中に普及するための活動を推進していくことを、2023年4月1日に発表した。
ファインバブル技術はSDGs貢献技術と言われており、多くの分野で応用・実用化の事例が増えています。例えば、洗濯機への応用で洗浄力向上、トイレ洗浄に使用する水量や洗剤の使用量削減、農作物の成長促進や収穫量アップなどです。
そこで、シバタの特許を調査したところ、2008年~2022年の間に13件の出願がなされています(特願2022-034479)。シバタは中小企業としてはかなり多くの出願を行っていると推定されます。
上述したようにファインバブルの技術は様々な応用が考えられているために、世界的に有望市場とされています。このためシバタ以外にも様々な中小企業が参入すると考えらます。そのため標準化の動きがあり、協議が進められています。
ファインバブル技術の標準化によって、コストの削減や普及が期待できます。
そして、特許出願を考える場合、これらの標準化の成り行きをにらみながら行う必要が出てくるのです。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000105803.html
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元機械技術者のWEBライター。その後は→専門商社→特許技術者へと渡り歩く(飲み歩く)。その後フリーランスで特許調査に関わる。ミドル世代。
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