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【2022/9/5更新!】「ラブライバー」の商標出願を考察!第二の「ゆっくり茶番劇」か?出願者が動画を公開!-iPTimes.-

ラブライバー 商標

(この記事は、2022年8月31日に作成したものです。)

こんな方に向けた記事です。
☆「ラブライバー」の商標問題について気になる方へ
☆「ラブライバー」の語を今後使用して良いか気になる方へ

本記事のここがポイント!!

Twitterを中心に凄まじいバスりを見せている「ラブライバー」という商標出願問題。
第2の「ゆっくり茶番劇」騒動勃発か?という声すら上がっています。

「ラブライバー」の出願について

ラブライバーとは「ラブライブ!」のファンのこと。私が幼少期に過ごした静岡県沼津市では、聖地巡礼としてカラフルなラッピングをした車で集まっているライバーさんをよく見かけました。

元々は10年以上前から始まったラブライブ!ブームですがそれがなぜ今、誰の手によって商標出願されたのでしょう?

今回の商標「ラブライバー」の出願人は小辻 純也さんです。J-platpatを見てみても小辻氏の他の出願は見つかりませんでした。Twitter上でも「誰?」という声が多数あがっており、下のツイートは投稿翌日時点で1万件以上も「いいね」されています。バズってますね!

出典:Twitter 商標速報bot(2022年8月29日の投稿)https://twitter.com/trademark_bot/status/1564197678870921217?s=20&t=_FtmLWPhb_0swc-5QHxTvw

ちなみに本家の「ラブライブ!」は公式の株式会社サンライズが商標出願しています。

引用:商標登録第5575760号公報

ラブライバーの商標権を取ろうとしている理由は?

もし小辻氏が本家「ラブライブ!」とは関係のない一般の方だった場合、なぜ今回出願したのでしょう?また、「ラブライバー」は登録できるのでしょうか?推測してみます。

今回の「ラブライバー」出願の商品カテゴリ(出願区分)はTwitterの商標速報botによれば、35類(広告業ほか), 41類(インターネット配信による音楽・音声・映像・画像・文字情報の提供及びこれらに関する助言・情報の提供ほか), 42類…です。

ここから推測される出願理由は以下2つかなと思っています。

1つ目は、ネット上で「ラブライバー」という語を用いた人から使用料を取ろうとしていること。2つ目は、「ラブライバー」関連の事業を立上げようとしていること。

「ゆっくり茶番劇」騒動のときは、出願人が「ゆっくり茶番劇」という語を使った人に対して高額な使用料を取ると宣言したことから大きな騒動となりました。※「ゆっくり茶番劇」について詳しくはこちらの記事もご参照ください。

もしかして今回もその時と同様、YouTubeなどでラブライバーとして配信している人からライセンス料を取ろうというのでしょうか。ということは今後、小辻氏が公の場に出てくることも考えられますね。

「ユーチューバー」といえば「馬主YouTuber」「恋愛系YouTuber」等という商標が出願されています。しかしこれらの「YouTuber」という文字は有名な商標「YouTube」と類似するため、本家(Google社)によるサービスであるかのように混同を生じさせる恐れがある、などの理由で拒絶査定になっておりまだ決着がついていません。

つまり今回の出願「ラブライバー」もサンライズさんの有名な商標「ラブライブ!」と類似すると判断された場合は登録できないこととなります。

またもし登録となった場合も、商標登録異議申立(この商標登録は無効だ!と意見すること)ができます。異議申立書の提出期限は、登録されて商標公報の発行された日の翌日から2月以内です。異議申立は誰でも行えますので、もし登録され公開された場合は誰かが異議申し立てをすることも考えられますね。

まとめ

第2の「ゆっくり茶番劇」騒動か?との声もありましたがゆっくり茶番劇の場合は商標登録後、異議申し立て期間が過ぎた後に出願人が公表したことで騒動となりました。しかし今回の出願「ラブライバー」はまだ出願されたばかり。少し状況が違うようです。今後の動向が気になりますね。

2022.8.19に出願された「ラブライバー」は、現在はまだJ-platpat上に出てきていませんでした。商標出願は原則として出願日から2、3週間ほど経過すると、内容が一般に公開されます。

もっと出願内容を詳しく見てみたい方、登録になったかどうか知りたい方はJ-platpatをこまめにチェックしてみると良いかもしれません。

〈2022/09/05追記〉小辻氏がYouTubeでコメントを発表しました。このコメントをによると、今回「ラブライバー」の商標出願をした理由は本人もラブライバーであり、ゆっくり茶番劇の様に「ラブライバー」という語が誰かの手により登録されてライセンス料を支払わなければならないという事が起きてしまうのを懸念してのこと。登録となった暁には、ライセンス料を取るつもりもない。みんなでラブライバーをもっと盛り上げたい!悪意を持って出願したのではない。ということでした。

私が懸念していた出願理由とは違っていて少し拍子抜けしました。出願人のコメントを純粋な心で受け取ると、おお、なんて良い人!これで皆安心してラブライバーを名乗れるではないか!という感想です。しかしこの動画に対してはやはり賛否両論あるようです。

まだまだ出願されたばかりのこの商標からますます目が離せませんね。

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