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NFT関連商標!大企業様への注意喚起-iP Times.-

(この記事は、2022年4月25日に商標専門弁理士が作成したものです。)

こんな方に向けた記事です。
☆NFT関連商標に興味がある方へ
☆大企業の知的財産関連部署の方へ
☆商標関連ニュースが気になる方への方へ

本記事のここがポイント!!

NFT関連商標を調べてみると困った状況に……特に、大企業様は現状を正しくご認識ください。

NFT関連商標の出願状況を確認!

本記事は、注意喚起の記事でございます!

主に、エンタメ性のある記事をお届けしているiP Times。

ですが、今回は、NFTに関連する商標を調べていく中で困った状況を確認できましたので、みなさまにその情報をお伝えできればと考え、記事にしています。

では早速。

大企業名+NFTの商標が、全く関係のない第三者から大量に出願されている!!

論より証拠。

以下をご確認ください。

(引用:特許情報プラットフォーム|J-PlatPat

※なお、検索結果の掲載は控えさせていただきます。

みなさまで上記手順に従って、お調べいただきますようお願い申し上げます。

検索結果を確認すると、

ある企業が他の大企業名+NFTの商標を多数出願している

のがお分かりいただけるかと存じます。

本事実がみなさまに共有したい情報でした!

勝手に大企業名+NFTの商標を出願しているものと推測しますので、おそらく登録に至らないかと存じますが、それでも不利益は生じうる可能性はございます。

先に出願されたことによる不利益はあるか?

登録にならないからいいでしょ?

いえいえ。そう簡単なものではありません。

もちろん、不利益はありますよ。

一番想定される不利益は

先に出願されていることにより、後に出願する大企業の商標登録が大幅に遅れる可能性がある

という点です。

商標登録出願については、原則出願された順に審査を行います。

今回のようなケースでも、大企業自身が出願した商標を先に審査するということは基本ありません。

つまり、大企業自身が出願した商標よりも前に、その大企業名+NFT商標の出願がある場合、審査結果が確定するまで待たなければなりません。

当然、その時までは登録商標であることを表示することはできないなどの不利益がありますよね。

商標川柳・今日の一句

特に大企業様は、現状の把握を!

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