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クルトガの特許取得の機能を解説!【身近な特許事例の紹介】

知的財産権というとあまり馴染みのない言葉ですが、実は知財で守られている商品は身近にたくさんあります!

今回はシャープペンシル、クルトガについてご紹介します。

芯が自動で回り続ける!?次世代型シャープペンシル「クルトガ」

学生には欠かせない文房具アイテム、シャープペンシル。

シャープペンシルで文字を書き続けると、芯が偏った方向に削れてしまうため、線の太さが変わったり、突然芯が折れてしまったりした経験、ありませんか?

クルトガは、独自の機能「クルトガエンジン(自動芯回転機構)」により、ペン内部で芯が自動で回り続けることで、芯が常に鋭角に、均一な太さで線が書ける次世代型のシャープペンシルです。

発売当時、私はまさに学生だったのですが、それまでみんなバラバラのシャーペンを使っていたのに、一斉にクルトガを使い出したのをよく覚えています。

それだけ、従来の商品とは全く異なる、革新的なシャープペンシルでした。

クルトガは2つの特許を取得しています

そんなクルトガですが、開発初期と改良時に2つの特許を取得しています。

出願者は三菱鉛筆株式会社、発明名称は「シャープペンシル」です。

出典:J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0200)

クルトガ独自の機能である自動芯回転機構「クルトガエンジン」。

芯を1角で9度、40角で一周させることで、書くたびに芯を鋭角に、均一な線の太さを保ち続けます。

芯を回転させる原動力となる筆圧は人によって異なるため、試作を繰り返して上記の数字に辿り着いたそうです。

この自動芯回転機構は、回転部分を視認できる技術など、数十件に及ぶ関連特許も取得しています。

特許は日常生活にあふれています!

今回は次世代型シャープペンシル、クルトガについて紹介しました。

日常生活に少し目を向けてみると、知財権で守られた商品で溢れています!

それだけ知財は物やサービスを提供する上で、非常に重要なのです。

今あなたが扱っている商材ももしかしたら知財で守る必要があるかもしれません。

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