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必見!特許事務所の選び方!

特許を取りたいから特許事務所を探しているけど、何を基準に依頼先を選べばいいか分からない…

特許出願を行うときに、こんな悩みを持つことも少なくないはずです。

特許は企業や個人事業の命運を左右することもあるものですから、権利取得をサポートしてくれる特許事務所選びは、出願手続きにおいて最も重要と言っていいステップになります。

今回は「どのように特許事務所を選べば良いのか」について解説していきます。

かんたん4STEPチェック!自分にぴったりな特許事務所の選び方

特許事務所を選ぶときは、4つのステップで考えましょう!

STEP1 -国内出願?海外出願?-

まずは出願しようとしている発明の、外国出願が必要か考えましょう。

特許権は出願した国でのみ有効なので、日本以外でも権利行使をしたいなら海外出願をしなくてはいけません。

海外出願は対応している特許事務所とそうでない事務所があります。もしも外国出願を考えている場合、外国出願対応の事務所を選びましょう。

また事務所によって強い地域や国は異なります。HPに実績を載せているケースが多いので、あらかじめチェックしておくのがおすすめです。

知財タイムズの場合は、提携事務所の紹介ページで対応地域・対応国を確認できます。

なお外国出願には手続きパターンが複数あります。詳しくは下の記事で解説しているので、弁理士との打ち合わせ前に読んでおくと、相談がスムーズになるでしょう。

◆【特許の外国出願】PCT出願とパリルートとは

STEP2 -出願の分野は?-

国内出願か外国出願かで事務所を絞ったら、次は最も大切になる、出願分野に注目します。

なぜ出願分野が重要かというと、特許を取るためには、生み出した発明・アイデアのどこが特許に値するかを書類だけで説明する必要があるからです。

この書類を的確に作るために高度な専門知識が求められるので、事務所の対応分野をよくチェックするべき。

例えば「電気に強い特許事務所」も細かく分けると、弱電系や強電系などといった違いがあります。バイオテクノロジーなら、医薬品に分類されるかどうか、で弁理士ごとの得意不得意が分かれるでしょう。

ちなみに大半の特許事務所はHPで専門としている分野を紹介しています。もし記載がなければ初回相談時に、専門分野を直接聞いてみましょう。

とはいえ検討中の事務所のHPをいちいち見てまわるのは面倒なもの。

そんなときに便利なのが知財タイムズです!

知財タイムズは、提携事務所から事前に専門分野をヒアリングしているので、フォームの簡単な質問に答えるだけで、サクッとあなたの出願分野に合った特許事務所が見つかります

フォームの利用料・事務所への問い合わせはもちろん無料!最低限のコストで最適な特許事務所を見つけられるので、ぜひ活用してくださいね。

>>知財タイムズで特許事務所を探す

STEP3 -サービス・サポート内容は?-

自分の発明の分野に合った事務所をいくつか絞ることができたら、各事務所のサービス・サポート内容をしっかりとチェックしましょう。

事務所によって単に出願代行を行うところから、知財に関するコンサルティングまでしてくれるところまで、サポート内容は様々です。なかには補助金や軽減制度の申請をサポートしてくれるところも。

自分にどんなサポートが必要かしっかりと考えて、事務所を見比べていきましょう。

例えば

  1. 今まで何度も特許出願をしていて、知識もあるから出願代行のみしてほしい!
  2. 初めての特許出願で何もわからない……

という場合では必要になるサポートは全く違ってきます。

特に初めて特許申請をする人は、今後のビジネス展開などを視野に入れ、知財視点から総合的にコンサルティングしてもらったうえで権利取得を目指すのがおすすめです。単に出願して得た特許権と、将来性の全く違う権利になるでしょう。

STEP4 -予算は?-

サービス・サポート内容を見比べた上で初めて、予算を確認していきます。

「まずは費用を見比べるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、特許事務所を値段で決めるのは非常に危険です!

特許は事業の命運を左右することもある、非常に大切な権利です。だからこそ、一番大切にするべきなのは「しっかり任せられる事務所かどうか」

特許は出願時のほか、権利維持にも特許年金というお金がかかるのですが、そのわりに、世の中には活用されていない「休眠特許」が数多く存在しています。

つまり自分の事業や今後の展望をしっかりと見据えて権利化をしないと、せっかくの特許が台無しになることも十分あるのです。

もしも弁理士の実力ではなく、価格で仕事を集めている特許事務所に依頼しても、満足な結果は望めないでしょう。

なお特許出願にかかる費用相場は以下の通り。

特許庁へ支払う費用特許事務所に支払う平均費用合計
¥162,900¥418,682¥581,582

参考:平成15年特許事務報酬(弁理士手数料)に関するアンケート結果(日本弁理士会)

事務所や依頼内容によって金額は多少上下しますが、何十倍も高くなる!ということはありません。

大切な発明の権利化なのですから、単に安いというだけで事務所を選ぶのはやめましょう!

関連記事

徹底解説!特許出願にかかる費用と相場

それでも費用がネックなら軽減制度を使おう!

そんなこと言っても予算がないのだから仕方ない……という人もいるはずです。

費用面がネックになっているのであれば、補助金や軽減制度を使いましょう!

条件次第では、特許庁へ支払う費用などを半分免除されることもあります。

詳しい情報は下の記事にまとめています。ぜひ併せて読んでください。

◆特許出願の際に使える助成金(補助金)

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大規模事務所と小規模事務所、どちらがいい?

事務所を選ぶ際「大手と中小、どちらに依頼するべきか」という疑問も出てきがち。

結論から言うと、どちらも長所があり絶対こちらにするべき、という事はありません。自分に合っているのがどちらかを見極めるのが重要です。

規模ごとの特許事務所の特徴を紹介します。

大規模事務所

大規模事務所とは複数の弁理士が所属し、年間で数多くの特許の出願を行っている事務所です。

特徴はこちらの通り。

  • 様々なケースの特許出願のノウハウが溜まっている
  • 幅広い分野に対応できる
  • サービスが画一化していることが多い
  • 大量の出願依頼に対応ができる体制

これらの特徴から見てもわかる通り、大手企業の顧客が中心になっている場合が多いです。

もちろん、個人や中小企業も積極的にサポートしている事務所もあります。

幅広い分野に対応できたり、サポート体制がしっかりとしていたりするのは、大規模事務所ならでは。

ただしサービス内容が画一化されている場合もあるので、フレキシブルに対応してもらうのは難しかったりします。

小規模事務所

小規模事務所とは弁理士は一人もしくは数人の事務所です。

小規模事務所の特徴として、以下のポイントが挙げられます。

  • 代表弁理士によって特徴が大きく異なる
  • 個人や中小企業の支援経験が豊富
  • フレキシブルに相談に乗ってくれる
  • 経験豊富な弁理士が一から相談に乗ってくれることが多い

比較的個人や中小企業のクライアントが多いのが、小規模事務所の特色です。

大規模事務所に比べて、フレキシブルに要望へ答えてくれる事務所が多いのも特徴だと言えます。

代表弁理士がイチから対応するという、経験豊富な弁理士がマンツーマンでサポートをしてくれるところも、小規模事務所ならではの良さの一つです。

しかし年間で大量の依頼を出す予定がある場合、やはり大規模事務所に依頼をする方が良いでしょう。

【実践編】特許事務所の探し方

ある程度どのように特許事務所を選べば良いかわかったら、実際に特許事務所を探してみましょう!

知人に特許事務所を紹介してもらう

もしも特許事務所と付き合いのある知人がいるなら、紹介してもらうよう頼む方法があります。

紹介してくれる、ということはそれだけ特許事務所に実力があったり、対応の良かったりする証拠と考えられますね。

ただし分野が合わない可能性、「自分に必要なサービス」がない可能性も0ではありません。

もしも弁理士との相性がイマイチだったとき断りづらいという点も注意しておきましょう。

ネットで分野×特許事務所で検索!

誰でも、気軽にできる探し方が、インターネットで「分野×特許事務所」で検索する方法です。例えば「IT 特許事務所」で調べれば、IT分野に強い特許事務所がヒットします。

しかしインターネットは情報が多すぎるので、どの事務所に依頼を出せば良いのか、逆に悩んでしまいやすいというデメリットもあります。

webで特許事務所を探すなら、知財タイムズが簡単&速い!

事務所ごとの対応分野を確認するのが本当に面倒くさい…
検討している事務所が、自分に必要なサポートをしてくれるか分からない…

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