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たまごっちは知財権で守られています!【身近な特許事例の紹介】

知的財産権というとあまり馴染みのない言葉ですが、実は知財で守られている商品は身近にたくさんあります!

今回はあの大ヒットおもちゃ、たまごっちについてご紹介します。

平成の大ヒットおもちゃ「たまごっち」

キーチェーン型の育成ゲーム、たまごっち。

“デジタル携帯ペット”というコンセプトで1996年に発売されたたまごっちは、社会現象となるほどの大ヒットを引き起こしました。

その後、2004年に赤外線通信機能のついた「かえってきた!たまごっちプラス」としてリニューアル。
メインターゲットを女子高生から小学生に移したこちらの商品も大ヒットしました。

私は平成生まれど真ん中なので、どちらのブームも一応経験しています!

90年代の初期たまごっちは社会現象にもなった、ということで本当にみんなが持っていた商品、という印象が強いです。

私が小さかったのもありますが子供が遊ぶもの、というより大人のお姉さんたちがなぜか夢中になっているおもちゃ、というイメージでした。

リニューアルされたたまごっちは、当時小学生だった妹が持っていました。

小学生の女の子たちはみんなたまごっちを持っていて、放課後はマイたまごっちを持ち寄って遊んでいたのを覚えています。

スーパーのおもちゃ売り場などに設置された、たまごっち通信機に小学生が群がっているのも日常の光景でした。

現在も液晶がカラーになったり、スマホと連携できたりと、リニューアルを重ねた新商品が発売されているそうです。

発売数は累計8200万個を超え、まさにおもちゃ史に残るメガヒット商品といえますね。

模倣品対策のためのたまごっちの知財利用

90年代のたまごっち第一次ブームの際、そのあまりの人気から形や商品名を似せた模倣品が大量に販売されました。

当時予測を超えた大ヒットだったこともあり、意匠権と商標権を未取得だった株式会社バンダイは、不正競争防止法を活用して模倣品対策に走りました。

その後、意匠権と商標権を取得したことで、徐々に模倣品の被害は減少していったそうです。

確かに、たまごっちの最大の良さって“かわいいところ”だと思うんです。

あのコロンとした持ち歩きたくなる卵型のデザインと、「たまごっち」という名前自体のかわいさが、女子高生や小学生を夢中にさせたのではないかと感じます。

デザインや名称も、その商品の立派な財産。

知財権をしっかり取得することが、ブランドを守ることに繋がるんですね。

特許は日常生活にあふれています!

今回はたまごっちについて紹介しました。

日常生活には、知財権で守られた商品で溢れています!

それだけ知財は物やサービスを提供する上で、非常に重要なのです。

今あなたが扱っている商材ももしかしたら知財で守る必要があるかもしれません。

心当たりがある方は、まず弁理士へ相談してみましょう!

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