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化粧品の商標の取り方!有名3社の商標区分と種類を徹底解説!

新たに化粧品を販売する時に、商標登録は必ず検討しなければなりません。

しかし初めて商標を取得する人にとって

・どの区分を取ればいいのかわからない!
・ロゴやカタカナ表記など、どこまで取ればいいのかわからない!

などの悩みがあると思います。

悩んだまま商標登録を放置していると、コピー品に商標を取られてしまうかもしれません。

本記事では化粧品で有名な3社が、実際に取得している区分と商標の種類を解説しています。

各社の取り方を比較し、自分はどうやって商標を取得すれば良いのかがイメージできれば、あとは特許事務所にお任せで大丈夫です!

知財タイムズは商標登録に強い弁理士をご紹介しますでの、まずはお気軽にお問合せください。

<この記事でわかること>
・商標の基礎知識(区分・種類について)
・化粧品が取るべき商標区分
・有名な化粧品ブランドがどのように商標を取得しているか

区分とは?

商標の区分は全部で45種類に大分されており、1区分出願ごとに費用が発生します。
区分内で指定役務と呼ばれる、商品やサービスの詳細を指定する必要がありますが、何個指定しても追加で費用は発生しません。

  • せっけんと口紅両方で取得したい時=1区分の料金
  • 口紅と染料で両方取得したい時=2区分の料金

詳しい内容はこちらで解説しています。
商標の区分とは?

商標の種類とは?

商標には文字・ロゴ・音声・形状など、様々な種類があります。

詳細はこちらの記事で解説していますので、確認しておいてください。
商標の種類!現役弁理士がわかりやすく解説します!

化粧品ブランドが取得すべき商標区分!

化粧品の区分は3類になります。
これは化粧品を作るのであれば、必ず取得しましょう。

他にも商品展開・事業展開により必要となる区分がありますので、下記の一覧表をご覧ください。

区分 内容備考
3化粧品・せっけんetcこちらは必須で取得しておきましょう。
せっけんも3類に入るので、併せて指定役務に入れておきましょう。
5薬剤クリームなど、医薬品に該当するものを作る場合、5類になります。
サプリメントも5類に該当します。
8手動工具ピューラーなどの小物は8類に該当します。化粧品と同じブランドラインで、
小物を展開する場合取得しておきましょう。
21台所用品、ガラスetcブラシなどの化粧小物は21類に該当します。
35小売自社の店舗やECで他社ブランドの商品を仕入れて販売する場合、35類の取得が必要です。
ドラッグストアなどはこちらのケースに当てはまります。
41教育、娯楽セミナーなどを実施する場合は41類が必要です。
44美容、マッサージ、医療サロンや化粧品選びのコンサルティングなどは44類に該当します。

網羅的に紹介しましたが、全て取得となるとかなりの費用がかかります。
注力事業に絞って出願する事業の展開次第で後から出願するなど、臨機応変に対応してもいいと思います。

モデルケースで解説!商標取得の費用

商標の取得費用の相場は1区分・5年間での出願の場合、約17万円です。

  • 合計費用:173,400円
  • (内訳)特許庁費用:53,400円
  • (内訳)弁理士費用:120,000円 (弁理士会調べの平均費用)

ロゴ・カタカナ表記の商標で2区分・5年間でとった場合の費用を見てみましょう。

ロゴ2区分取得340,000
カタカナ2区分取得340,000
合計680,000円

2種類を2区分で取っただけでも、約70万円の費用がかかります。

弁理士費用は事務所によって異なりますが、ざっくりとした費用感は頭に入れておきましょう。

使用するロゴや文字・該当する区分など、全て取得すれば安心ではありますが、予算や事業内容を考慮し実際どこまで取得しておくべきなのかを決めるのが商標取得のポイントです。

それでは実際に有名3社の取得している商標について解説していきますので、参考にしてみてください。

BOTANISTの事例

BOTANISTとは

(出典:BOTANIST公式ウェブサイト:https://botanistofficial.com/shop/pages/concept.aspx

BOTANISTとはシャンプーを中心に、スタイリング剤や洗顔・スキンケア商品など、幅広いラインナップを持つ化粧品ブランドです。

2015年に株式会社I-ne(アイエヌイー)が開発し発売を開始しました。

ECで売り上げを順調に伸ばし、今では全国のドラックストアで購入することができる人気ブランドです。

カフェの開店など幅広く事業展開しています。

取得している商標

BOTANISTは下記の商標を取得しています。

  • ローマ字表記 (左)
  • ロゴ     (真中)
  • 立体商標   (右)

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

複数の形式で商標登録し、徹底的にブランドを守っていますね。

各商標の取得区分は以下の通りです。
冒頭で説明した、化粧品に関連する区分は全て取得しています。

ローマ字表記3,4,5,11,14,16,18,20,21,24,25,27,28,31,35
商品名ロゴ3
ブランドロゴ3,4,5,11,14,16,18,20,21,24,25,26,27,28,31,32,35,43
立体商標3

また取得は複数回に分け

  • ローマ字表記→商品名ロゴ→ブランドロゴ→立体商標

の順で登録しています。
売上規模に応じて段階的に登録を行っている様です。

それでは種類と区分について、詳しく解説していきます。

ローマ字表記

ローマ字表記の”BOTANIST”は2015年の2月に出願をしています。
公式サイトでは”2015年に商品が誕生した”と書いてあるので、商品開発中または商品開発完了直後には商標登録を出願していたことになります。

やはりメインで使用する表記やブランド名はすぐに商標出願するのが良いでしょう。

↓ローマ字表記

出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2015-015926/714F57BBE90E169748C34297464FE4099FFF3AF3388E62F233F47E420E61B49A/40/ja

ロゴ

商品名ロゴブランドロゴで取得をしています。

商品名ロゴ

商品名ロゴは複数取得しており、香りごとにロゴの商標を取得しています。

↓アプリコット&ジャスミンのシャンプー

出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2017-094580/9ADB6EE0B48ADC26033029399B05115093ACB459EC1F132FCD47AF60D1522CDA/40/ja

↓アップル&ベリーのシャンプー

出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2017-094581/7EB2E59FF0D8766F3E0C8DD0C190EF18D3B4D28FC56C521AC859CCAA9C477AFC/40/ja

商品ごとのロゴに関しては発売後の約2年後(2017/06/30)に出願をしているので、売上が増加したタイミングで登録したのかもしれません。

上記のロゴ含め、5つの香りのロゴで商標登録しています。
しっかりとブランドを守ろうとする姿勢が伺えます。

商品名ロゴは主力商品のシャンプーでのみ登録している様でした。
商標登録も費用がかかるものなので、戦略的に保護していくことが重要です。

ブランドロゴ

出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2018-039016/94E74E8417882287537AD4FDA8003897F2886A884A83C91F828F83295CB24926/40/ja)

ブランドロゴは2018年に出願を行っています。

立体商標

(出典:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2018-128472/7C03D6B153EBD014ED3B09AE6107235A2077C02950AD81B3A3E5FDB56DCAC9C7/40/ja

BOTANISTは、ボタニカルスプリングボディジェルという商品で、2018年に立体商標の出願を行っています。

立体商標とは具体例は

  • ペコちゃんの人形
  • ヤクルトの容器
  • コカコーラのボトル

などが挙げられます。

立体商標を取得すると、類似のパッケージで販売しようとする競合他社を牽制することができます。

BOTANISTもおそらく、他社に見た目を真似されないように取得したのでしょう。

上記の様にBOTANISTは

  • ローマ字表記→商品名ロゴ→ブランドロゴ→立体商標

の順で登録しています。
売上規模に応じて段階的に登録を行っている様です。

取得している区分

BOTANISTは複数種類で商標を取得していますが、取得している区分は様々です。

ローマ字表記の取得区分

BOTANISTのローマ字表記は計15区分で商標登録されています
この15区分は4回の出願に分けて段階的に増やしていったようです。

はじめの出願は「3」類のみで取得しています。

指定商品・指定役務は

  • シャンプー,ヘアコンディショナー,せっけん類,化粧品,香料,薫料,歯磨き,つけづめ,つけまつ毛,口臭用消臭剤,動物用消臭剤

となっています。

一番初めに取った商標ということもあり、必要最低限の区分で取得しているようですね。
指定役務は想定される商品ラインナップを全て選択して出願しています。

商品名ロゴ・立体商標の取得区分

商品名ロゴと立体商標は「3」類のみで取得しています。

指定役務は

  • 商品名ロゴ:シャンプー・トリートメント
  • 立体商標:
    ボディージェル,ジェル状の化粧品,マッサージ用ジェル(医療用のものを除く。),化粧用ジェル,美容ジェル,保湿用ジェル(化粧品)

となっていました。

ブランドロゴの取得区分

ブランドロゴは計18区分で取得しています。

2018年に一度で大量に取得したようです。

ローマ字表記で取得している区分に加えて、43類(飲料の提供)を取得しています。
これはカフェ事業で店舗看板やカップなどにロゴを表記するためでしょう。

BOTANISTの戦略

BOTANISTは複数の種類の数とかなりの数の区分取得し、徹底的に権利を保護しています。

商標登録の仕方やタイミングから、事業展開や成長具合に合わせて、段階的に取得していることが伺えます。

主力商品に関しては、商品ごとにロゴの商標を取得したり、容器でも立体商標を取得しています。

またカフェ事業など、新たに広げた事業に関しても区分を追加してカバーしたり、「BOTANIST cafe」でも新たに商標登録する徹底ぶりです。

”BOTANIST”というブランド名も比較的模倣されやすいので、しっかりと費用をかけて保護しているのでしょう。

BULK HOMMEの事例

BULK HOMMEとは

BULK HOMMEの思想を映したパッケージ

(出典: BULK HOMME公式サイト:https://bulk.co.jp/

BULK HOMMEはシンプルなデザインで男性から人気の基礎化粧品です。

洗顔料や化粧水が主力商品で、コンシーラーやフェイスミストなどの商品ラインナップを展開しています。

販売元の株式会社バルクオムは2017年に設立となっていますが、商品自体は2013年から販売しています。

元々はTSUMO・JP株式会社の一事業部だった様です。

取得している商標

BULK HOMMEは下記の商標を取得しています。

  • ロゴ (3種類)  
  • カタカナ表記

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

ロゴを中心に商標を取得しています。必要最低限の区分で商標を取得しています。
各商標の取得区分は以下の通りです。

ロゴ①(左)3
ロゴ②(中・上)3,21
ロゴ③(中・下)3,21
カタカナ表記(右)3,21

取得は下記の順で行なっています。

  • ロゴ①→ロゴ②・ロゴ②→カタカナ表記

それでは種類と区分について、詳しく解説していきます。

ロゴの商標①

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2014-059502/C4CDC04E766768CA2CA65D59F827AB3DF015182D2C81ECDEB8E934C24B413F59/40/ja

こちらの商標は2014年に出願されています。
BULK HOMME公式ウェブサイトの情報によると、BULK HOMMEは2013年頃から発売しているようなので、初期の商品から使用しているロゴではないかと思います。

ロゴの商標②

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2017-034718/041AE7B29EF64A93262985022F56B0C765E419517D8E4CB9C73244CC06DEEB7D/40/ja

こちらのロゴは2017年に出願されています。

会社再編のタイミングが2017年なので、おそらくこの時期にパッケージのデザイン・ロゴの表記が変更されたのではないかと推測されます。

ロゴが変わる場合は、バルクオムの様にしっかりと商標登録を忘れずに行いましょう。

ロゴの商標③

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2017-035737/96781EC7869BD46BF32ADBDED5311624C9B50D64423BF85A319001670BF06E47/40/ja

こちらのロゴも2017年に出願されています。ロゴ②と同時期に出願されていますね。

商品のパッケージに表記されているのは、このロゴになります。
おそらく今のパッケージは2017年前後にリニューアルされたのでしょう。

カタカナ表記

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2014-059502/C4CDC04E766768CA2CA65D59F827AB3DF015182D2C81ECDEB8E934C24B413F59/40/ja

カタカナ表記の商標は2019年に出願されています。

遅らくこの時期から知名度も上がり、類似品やコピー商品などの予防のために取得したのではないかと考えられます。

取得している区分

BULK HOMMEの商標の取得区分は、どの商標もかなり絞られたものになっています。

2017年以降に取得されたロゴ商標②/③とカタカナ商標は、3類(化粧品)と21類(化粧用具)

2013年取得のロゴ商標に関しては、化粧品の3類だけとなっています。

指定役務はどの商標でも、男性用の化粧品・男性用の乳液、男性用リップクリームなど、男性用という言葉が明記されています。

詳しくは各商標画像下のリンクで確認してください。

BULK HOMMEの戦略

BULK HOMMEは必要最低限の区分で商標を取得しています。
一見狭い様に見えますが、指定役務をみると男性用化粧品ではかなり幅広く取得しています。

BULK HOMME という言葉自体がかなりユニークではあるので、必要最低限押さえておこうという戦略なのかもしれません。

商品を男性化粧品に絞っており、なおかつ名前がユニークなので、この様な戦略をとっているのでしょう。

DUOの事例

DUOとは

プレミアアンチエイジング株式会社の発売する、エイジングケアを売りにする化粧品ブランドです。

主力商品のクレンジングバームは、年齢層問わず人気を博しています。

DUOは2010年2月に通信販売にて発売開始し、2020年4月にはクレンジングバームシリーズの累計1,500万個突破。
また同社は2020年10月にマザーズに上場を果たしています。

取得している商標

DUOは下記の商標を取得しています。

  • ロゴ (旧・新ブランドロゴ/商品名ロゴ)  
  • カタカナ表記
  • ローマ字表記

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

各商標の取得区分は以下の通りです。

ブランドロゴ旧・新(左)3,5
商品名ロゴ(中)3
カタカナ表記(右・上)10,11
ローマ字表記(右・下)10,11

それでは種類と区分について、詳しく解説していきます。

取得している区分

ロゴ

DUOはロゴが変わるごとに、ブランドロゴと主要商品のロゴで商標登録を行っています。

ブランドロゴ

はじめにブランドのロゴが商標登録されたのは、2014年です。

2010年に発売を開始しているので、売上が拡大してから商標登録を行ったようですね。

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2014-028400/1E10D39B3F6899EF80AF045EDBA33B681D08DF564945BBC59290B24194A0CF01/40/ja

DUOは計3回ブランドロゴの商標登録を行っていますが、2度目は2020年の6月です。

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2019-070772/203C176284A55359EE0B2A740CE471815C1F084C7C09018B3302637061A35B1C/40/ja

3度目のブランドロゴの登録は2021年です。

前年の10月に上場を果たしているので、ブランディングのためロゴの変更を行ったのかもしれません。

ロゴを変更した際は、すぐに商標登録をすることが大切です。

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2021-014356/554EDC3AC6CCFC812E05CE47B13021B8A02D56BEFD3E78FF04D54D9721F1F920/40/ja

商品名ロゴ

DUOは主力商品のクレンジングバームの商品名ロゴでも商標を取得しています。

クレンジングバームのロゴも、ブランドロゴが変更されるたびに商標登録を行っています。

クレンジングバームの他にも、”とろけるクレンジング”という商品でも商標登録を取得しています。

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2014-059502/C4CDC04E766768CA2CA65D59F827AB3DF015182D2C81ECDEB8E934C24B413F59/40/ja

カタカナロゴ/ローマ字ロゴ

カタカナとローマ字のロゴは2021年に初めて登録をされています。

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2021-071368/AFC97C175B329B2E2903B3414CF0703F1C6A70C662C65FF8CC9BCADFD2A6BDCD/40/ja

(出典:J-PlatPat: https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2021-071367/BC7DE6508B7450D9CC86CD9A741627D6F39E2DF0871FC9AF7F1ADCE7A717F88F/40/ja

取得している区分

DUOのブランドロゴの取得区分は3類(化粧品)と5類(サプリメント)に絞って取得しています。

商品名は商品の該当区分の3類のみで取得しています。

カタカナ・ローマ字の商標登録は10(マッサージ機)11(家庭用美顔器)で取得をしています。2021年に取得しているので新たな商品ラインナップを検討しているのかもしれません。

なぜ3類(化粧品)でカタカナ・ローマ字の商標を取得していないのか調べてみると、3類で他社が既に取得をしていました。

他社に先に取られてしまうと、自社で取得はできないのでしっかりと早期出願することが重要です。

↓ポーラ化成工業が取得している「DUO」のカタカナ・ローマ字商標

(出典:J-PlatPat:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-1966-020436/0C5F3F4E7BE2DC7A91AF7FFED161E7F149490945623592EA8848C19CE22159E3/40/ja)

DUOの戦略

DUOは複数種類の商標を取得し、しっかりと権利を押さえています。

出願区分はかなり絞って出願しているので、化粧品分野で権利をしっかりと守っていく戦略のようです。

種類は多く、区分を少なく出願をしているので、今回のご紹介した3社の事例の中では、BOTANISTとバルクオムの中間のようなイメージです。

化粧品分野に特化して、事業を展開するというのであれば、DUOの取った戦略は参考になるかと思います。

まとめ

化粧品ブランド3社の商標について解説しました。

各社とも異なった取り方をしていますが、各社の戦略を見ていると

  • 事業展開・事業規模に応じて段階的に商標を取得している。
  • ブランドロゴは変更のたびに商標登録している。
  • 主力商品は商品名ロゴでも商標登録している。

という特徴があります。

またDUOの例のように、他社に先に取られてしまうということもあるので、
商品やサービスを開発した時はすぐに特許事務所に相談をしましょう。

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