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歯ブラシの知財を徹底解説!特許3選【身近な特許事例の紹介】

知的財産権というとあまり馴染みのない言葉ですが、実は知財で守られている商品は身近にたくさんあります!

今回は歯ブラシに関する特許についてまとめてご紹介します。

歯ブラシに関する特許の身近な例3選

毎日必ずする歯磨き。
歯ブラシはこれ!と決めている人も多いのではないでしょうか?

オーラルケアに欠かせない歯ブラシに関する、3つの特許を解説していきます。

小さい子でも安心!ライオンの「クリニカKid’s ハブラシ」

ライオン株式会社から発売されている「クリニカKid’s ハブラシ」
「まがる・折れない 安全ハンドル」を備えた子供用歯ブラシです。

商品本体で特許を取得しています。特許番号は第6591988号、発明名称は「歯ブラシ」です。

出典:J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-6591988/3BDFFF74300C2486C1F58968CEE74840595DD7F926ABECA4F79A58093024D2E1/15/ja

1〜3歳前後の幼児が歯磨きをする際、歯ブラシを咥えたまま転倒してしまった際に口の中を怪我してしまう危険性があることが以前から問題となっていました。

本商品では、口の中に入るヘッド部分をわずかな力でも曲がる柔らかい樹脂で形成することで、転倒してしまった場合も怪我をしずらくなっています

カラフルな印刷が楽しめる!ホクビのクリア歯ブラシ「HAMICO(ハミコ)」

次に紹介する商品の販売元である株式会社ホクビは、PB、OEM製品の開発を手がける印刷会社です。
近年は歯ブラシの商品開発に力を入れ、開発商品で特許も取得しています。

特許番号は第5978450号、発明名称は「歯ブラシ、及び印刷方法」です。

出典:J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-5978450/B232D977AF17CE92ED5B23AC2C13FDC8EC2F6EED27BC96007C73E0CA6754F786/15/ja

本商品は、透明な歯ブラシに絵柄を印刷したデザイン性の優れた歯ブラシです。

本体が透明素材の歯ブラシに、裏表それぞれ違う絵柄を印刷できるため、多様な絵柄を一本の歯ブラシで楽しむことができます。

こだわりのペット用歯ブラシ!MIGAKENDE(ミガケンデ)

有限会社多葉刷子工業所から販売されているペット用歯ブラシ「MIGAKENDE(ミガケンデ)」
ブラシ部分にヤギや馬の天然毛を使用しているのが特徴です。

ミガケンデは商品本体で特許を取得しています。特許番号は第6765164号、発明名称は「歯ブラシ、歯磨きセット、および歯磨き方法」です。

出典:J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-6765164/0432E23B3EEAC43A87AD0BAA8395BD745B2A6CF74834634706CB4AC2D7BAE1F7/15/ja

従来の歯ブラシに使われるナイロンなどの人工毛は、歯茎に与える違和感が強く、特に犬などの動物に使用する場合は上記の理由で歯ブラシを嫌がられることが問題でした。

本商品では、ナイロンよりも柔らかい天然毛をブラシに使用することで、歯茎に当たっても痛くなく、ペットの歯磨きをスムーズにすることが可能となっています。

特許は日常生活にあふれています!

歯ブラシに関する特許についてまとめて紹介しました。

歯ブラシひとつとっても、安全性やデザイン性、はたまたペット用などさまざまなアプローチから商品開発をしているのが面白くて感心してしまいます。

普段はOEM製造などを受託している会社も、特許取得からプライベートブランド確立、収益化へつながるケースが多くあります。

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