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ヒールからインソールまで!靴に関する特許3選【身近な特許事例の紹介】

知的財産権というとあまり馴染みのない言葉ですが、実は知財で守られている商品は身近にたくさんあります!

今回は靴に関する特許についてまとめてご紹介します。

靴に関する特許の身近な例3選

靴は、人が直接身につけるものだからこそ、様々な工夫が詰まっています。

ヒールシューズから室内スリッパまで、靴に関する特許を3つ紹介していきます。

手を使わずに履ける!ヒールシューズ「SWANS(スワン)」

カジュアルシューズの販売店舗を経営する株式会社ベルから発売されている、ヒールシューズ「SWANS(スワン)」

手を使わずに、脱ぎ履きができるヒールシューズです。スワンは、ベル株式会社が特許を取得している「ドーム製造」で作られています。特許番号は第5303078号、発明名称は「履き物」です。

出典:J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-5303078/DC409C67E6AA9652948D9B092EAEF026BB3468843F56851464264100286B9486/15/ja

従来の靴は、中底があるものが一般的です。ドーム製法では、中底が不要になるため、材料費がかからず、作業工程も短くなります

また、中底がないことから足へのフィット感がアップするため、素足のような感覚で歩くことができます。

足の運動性能を高める!インソール「アシトレ」

靴のインソールの製造・販売を手がける有限会社BMZから販売されている「アシトレ」
足指の位置を正し、姿勢が矯正されることで、下半身の筋トレ効果が期待できるというインソールです。

アシトレは商品そのもので特許を取得しています。特許番号は第5498631号、発明名称は「靴用インソール」です。

出典:J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-5498631/BD236345CC69C903F3F4B9B6B33C136ABFF8EC830AEDDE4FDA575198AFEACABC/15/ja

従来のインソールは、転倒防止のため、土踏まずを重点的にサポートする安定性重視の作りのものが大半でした。
その場合、インソールによって足の運動性に制限が生まれるのが課題でした。

本商品では、土踏まずではなく、骨格である立法骨を支える作りにすることで、安定性と運動性を両立したインソールとなっています。

発明者は主婦!健康ストレッチサンダル

出典:J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-5207010/E1AB60A0DB44B4286D1E9F01F6599D279E0D7351995DA176F02C61BD8D8E152B/15/ja

青森県在住の主婦、濱田智子さんが発明した「簡単ストレッチサンダル」。踵が下がった特殊な形で、履くだけでストレッチ効果が期待できるサンダルです。
健康ストレッチサンダルは商品そのもので特許を取得しています。特許番号は第5207010号です。

図の通り、かかとの部分が傾斜になった作りになっています。歩く際は、平坦な部分に体重をかけることで通常通り歩行できます。

台所作業やデスクワークなど、立ち止まっている際に、傾斜部分に足の位置をずらすことで、腓腹筋・大腿二頭筋・大殿筋・腹直近のストレッチをすることができるのが特徴。日常生活に本商品を取り入れるだけで、継続的な運動が可能です。

特許は日常生活にあふれています!

今回は靴に関する特許についてまとめて紹介しました。

最後に紹介した健康サンダルの特許は、日常的に家事をこなす主婦の方だからこそ思いついた発明と言えますね。

毎年多くの一般の方の発明が特許として出願されています。普段の生活で何気なく考えたアイデアが、思いがけないヒット商品に繋がるかもしれません。
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