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G-SHOCKのユニークな商標権について解説!【身近な特許事例の紹介】

知的財産権というとあまり馴染みのない言葉ですが、実は知財で守られている商品は身近にたくさんあります!

今回は腕時計のG-SHOCKについてご紹介します。

落としても壊れない!丈夫な腕時計「G-SHOCK」

1983年にカシオ計算機株式会社から発売された腕時計「G-SHOCK」。

カシオのエンジニア社員が、親からもらったプレゼントの腕時計を落として壊してしまった経験から、「落としても壊れない時計」をコンセプトに開発されました。

今でこそ知名度の高いG-SHOCKですが、発売当初は日本では注目されていなかったそうです。

しかし、アメリカで放送された、アイスホッケー選手がパックのかわりにG-SHOCKを打つCMをきっかけに話題が沸騰。

その後ストリートファッションの流行や、ハリウッド映画でスターがG-SHOCKを着用したことから日本でも人気が爆発しました。

アメリカで放送されたCMですが、誇大広告などでは決してなく、実際にアイスホッケーで打たれても壊れないほどの耐久性がG-SHOCKにはあるんだそうです!CMが話題になった当時、検証番組でも実証されています。

腕時計というと、高価なものを大切に使うというイメージがありますが、そんな中G-SHOCKはスポーティなデザインでスタイリッシュな印象があります。

それ相応の格好をしないと浮いてしまう高級腕時計と違い、カジュアルに振り切ったデザインのG-SHOCKが、若者ファッションと馴染みがよく、人気を集めた理由も納得できます。

スポーツなど体を動かしている時も、G-SHOCKなら壊れる心配をせずにガンガン使えるという安心感が嬉しいですよね!

G-SHOCKの知財権についてご紹介

ファッションアイテムとしての人気が高いG-SHOCKは、模倣品対策のため多くの知財権で守られています。

商品名である「G-SHOCK」はもちろん、紛らわしい模倣名を防ぐため、A-SHOCK、B-SHOCKなど、なんとA~Z全てのアルファベットの「○-SHOCK」の名称の商標権を獲得しているそうです!

また、時計本体から細かな部品のデザインに至るまで、意匠権や部分意匠を取得しています。

幾多の商品の中でもファッションブランドというのは特に偽物が作られやすいジャンルかと思うので、知財件でオリジナル商品を守るのが重要なんですね。

特許は日常生活にあふれています!

今回はG-SHOCKについて紹介しました。

日常生活には、知財権で守られた商品で溢れています!

それだけ知財は物やサービスを提供する上で、非常に重要なのです。

今あなたが扱っている商材ももしかしたら知財で守る必要があるかもしれません。

心当たりがある方は、まず弁理士へ相談してみましょう!

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身近な特許の事例

身近な特許の事例のまとめ

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カレー チョコレート カップヌードル 生しょうゆ
アイスの実 ハイチュウ トッポ チーザ
モンカフェ 雪見だいふく

<日用品の特許の身近な例記事一覧>

布団 まくら 靴下
トイレ アタック 歯ブラシ

<ヒット商品の特許の身近な例記事一覧>

詰め替えそのまま たまごっち 写ルンです
G-SHOCK 郵便返却

<文房具の特許の身近な例記事一覧>

クルトガ カドケシ フリクションボール
自立型ペンケース キャンパスノート その他文房具

<電化製品の特許の身近な例記事一覧>

ドライヤー 充電器 家電

<実用新案権の身近な例>

実用新案について徹底解説!具体例や費用・メリットについて説明します!

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