【商標の区分】第2類を徹底解説！

商標区分第2類の解説

商標区分の第2類は主に染料・塗料・印刷インキなどが該当します。

印刷用のインク、サビ防止のグリスなどがこの第2類に当てはまります。美術用のペイントも第2類に含まれるため、絵の具もこの区分に含まれます。

同じく色を塗る道具であるクレヨンや色鉛筆は、第16類「文房具」に該当します。絵の具は第2類ですが、絵の具箱は文房具に区分されるため第16類となります。

また、電気絶縁のための絶縁塗料は第17類「電気絶縁材料」となるので、注意が必要です。

絵の具は文房具メーカーが第16類などと合わせて商標を取得しているケースが多そうです。

他にも、住宅用や車両用の塗料メーカーなど、幅広いメーカー企業が2類で商標を取得しています。

第2類で商標を取得するときは下記の点に注意しましょう。

子供向けの絵の具やクレヨンなどで知られるぺんてる株式会社。

印象的なロゴデザインは一度は見たことがある方が多いのではないでしょうか？
こちらのぺんてるマークは2類に加え、文房具などの16類でも商標を取得しています。

塗料メーカーとして国内トップクラスの売り上げを誇る日本ペイント株式会社も2類で多くの商標を登録しています。
代表商品である自動車補修用塗料「E3 PLUS」も第2類で商標を取得しています。

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