【商標の区分】第36類を徹底解説!
商標区分 第36類の解説
商標区分の第36類は主に「金融、保険、不動産取引サービス」が該当します。
例えば銀行業務、保険サービス、外国為替取引、不動産管理、中古自動車の査定、資産管理仲介サービス、有価証券の売買、企業の信用調査、骨董品の評価、募金などが当てはまります。
個人の身元又は行動に関する調査などは第45類に該当します。
注意点
第36類で商標を取得するときは下記の点に注意しましょう。
- 個人の身元又は行動に関する調査は第45類
第36類を取得している企業の例
株式会社三井住友銀行
3大メガバンクの1つを運営する株式会社三井住友銀行。
第36類で300件以上の商標を取得しています。
※三井住友銀行の商標登録
東京海上日動火災保険株式会社
損害保険などで知られる保険大手会社、東京海上日動火災保険株式会社。
第36類では500件以上の商標を取得しています。
※東京海上の商標登録
第36類に該当するサービス(指定役務の例)
- 預金の受入れ(債券の発行により代える場合を含む。)及び定期積金の受入れ,資金の貸付け及び手形の割引,内国為替取引,債務の保証及び手形の引受け,有価証券の貸付け,金銭債権の取得及び譲渡,有価証券・貴金属その他の物品の保護預かり,両替,金融先物取引の受託,金銭・有価証券・金銭債権・動産・土地若しくはその定着物又は地上権若しくは土地の賃借権の信託の引受け,債券の募集の受託,外国為替取引,信用状に関する業務,信用購入あっせん
- 前払式支払手段の発行
- ガス料金又は電気料金の徴収の代行,商品代金の徴収の代行
- 有価証券の売買,有価証券指数等先物取引,有価証券オプション取引,外国市場証券先物取引,有価証券の売買・有価証券指数等先物取引・有価証券オプション取引及び外国市場証券先物取引の媒介・取次ぎ又は代理,有価証券市場における有価証券の売買取引・有価証券指数等先物取引及び有価証券オプション取引の委託の媒介・取次ぎ又は代理,外国有価証券市場における有価証券の売買取引及び外国市場証券先物取引の委託の媒介・取次ぎ又は代理,有価証券先渡取引・有価証券店頭指数等先渡取引・有価証券店頭オプション取引若しくは有価証券店頭指数等スワップ取引又はこれらの取引の媒介・取次ぎ若しくは代理,有価証券等清算取次ぎ,有価証券の引受け,有価証券の売出し,有価証券の募集又は売出しの取扱い,株式市況に関する情報の提供
- 商品市場における先物取引の受託
- 生命保険契約の締結の媒介,生命保険の引受け,損害保険契約の締結の代理,損害保険に係る損害の査定,損害保険の引受け,保険料率の算出
- 建物の管理,建物の貸借の代理又は媒介,建物の貸与,建物の売買,建物の売買の代理又は媒介,建物又は土地の鑑定評価,建物又は土地の情報の提供,土地の管理,土地の貸借の代理又は媒介,土地の貸与,土地の売買,土地の売買の代理又は媒介
- 骨董品の評価,美術品の評価,宝玉の評価
- 中古自動車の評価
- 企業の信用に関する調査
- 税務相談,税務代理
- 慈善のための募金
- 紙幣・硬貨計算機の貸与,現金支払機の貸与,現金自動預け払い機の貸与
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