【商標の区分】第25類を徹底解説!
商標区分 第25類の解説
商標区分の第25類は主に「被服、履物」が該当します。
具体的には洋服全般、靴、コート、下着、パジャマ、水着、マフラー、和服、靴下、帽子などが当てはまります。
ただし、ベルトやガーターなどは第26類「裁縫用品」に区分されます。手術着は第10類「医療用機械器具、医療用品」になるので要注意です。
また、原料としての衣服綿は第22類となります。
注意点
第25類で商標を取得するときは下記の点に注意しましょう。
- ベルト、ガーターは第26類
- 手術着は第10類
- 靴ひもは第26類
- ボタン類は第26類
- ハンカチは第24類
- 衣服綿は第22類
- かばんは第18類
第25類を取得している企業の例
株式会社ファーストリテイリング
今や世界規模のファッションブランドとなったユニクロなど運営企業を傘下に持つ株式会社ファーストリテイリング。
第25類では180以上の商標を取得しています。
第35類「広告、事業の管理、小売・卸売」でも100件以上の商標を取得しています。
店舗展開のファッション製品の場合は35類での商標取得も必要になりそうですね。
※ユニクロの商標登録
株式会社アシックス
スポーツシューズやスニーカーなど、スポーツ用品の製造・販売で知られる株式会社アシックス。
メインの商品が靴とウェアなので、第25類で600件以上の商標を取得しています。
他には、28類「運動用具」などでも100件近くの商標を取得しています。
※アシックスの商標登録
株式会社ZOZO
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」などの運営で知られる株式会社ZOZO。
第25類では洋服、コート、セーター類、靴下、スカーフなど幅広い指定役務で商標を取得しています。
通販サイトが主な事業となるため、最も多く取得している商標は第35類「広告、事業の管理、小売・卸売」となっています。
※ZOZOTOWNの商標登録
第25類に該当するサービス(指定役務の例)
- 被服
- ガーター,靴下留め,ズボンつり,バンド,ベルト
- 履物
- 仮装用衣服
- 運動用特殊靴
- 運動用特殊衣服
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